危篤の叔父とボディートーク

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秋の伊勢 猿田彦神社

 

9月中旬に叔父が重度の心不全で倒れ、危篤状態でICUに入院している、と連絡がありました。
とにかくびっくりしたので、 慌てて遠隔でボディートークセッションを行うことにしたのです。

ボディートークは、クライアントが離れたところにいても「遠隔で」セッションもできるのです。「えーーー!」と思われる方もいらっしゃるとおもいますが(^-^) ボディートークでは、遠隔でも対面セッションでも効果は変わらない!としております。

ともあれ。

その時は、仕事があり直接病院に行くことができなかったので、すぐに遠隔で叔父に向けてボディートークセッションを開始しました。

 

「心臓と肝臓、腎臓を活性化し尿で毒素を排出すること、心臓の意識である「自己愛・他者への愛」という意識の活性化する」というセッション内容でした。

 

そしてその翌日、面会に駆けつけました。

その際には、叔父の意識はなく、7本もの点滴につながれており、むくみで顔がぱんぱんに膨れ上がっていました。主治医からは、

「非常に危険な状態で危篤です。心臓が自分で動かず、機械で動かしています。血液が全身に回りませんので、他臓器不全です。いくら利尿作用を促す薬をつかっても、尿が全く出ませんので、このような状況ですと十中八九、今夜がヤマとなります。夜間に病院から電話がいくかもしれませんので、覚悟をしておいてください」と。

 

驚きとショックで、胸が苦しくなりました。これから死を迎えるであろう人に対して、何ができるのかを考えたり、71歳まで独身できた叔父の半生を振り返ってみたり。

「今夜がヤマ」の後にくるであろう「その後」の準備をしなくては・・・と、ちゃんとした喪服をもっていなかった主人に慌てて喪服を買いにいってもらい、私も葬儀用の黒い靴を買いなおし、仕事のスケジュールを制限し、叔母は知人の葬儀屋さんに連絡し、そんなことが起きる可能性があるのでその時はよろしくと伝え・・・みんながそれぞれに「今夜がヤマ」の「その後」の準備をし始めたのです。

 

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伊勢神宮での新嘗祭の儀

ですが・・・。

その日の夜に電話は来ませんでした。・・・ということは?まだ生きているのね!

と翌日に病院に行ってみると、叔父は風前のともし火という感じでしたが、なんとか生きておりました。

 

「命は続いているものの、まだ予断は許せない状況です。いつ心臓が止まってもおかしくない状況です」と危篤を主張する主治医。

 

最初にやったボディートークセッションから3日後に、フォローアップセッションをもう一度行いました。

ボディートークでは、セッション終了時に「次のセッションはいつ頃がいいのか」をその方の身体に訊いていきます。大変な状況だから毎日ボディートークセッションをすればいい、というわけではないのです。心身に起こったシフト=変化や効果を身体に馴染ませる時間も必要なのです。その変化が一度落ち着いてから、ようやく次のセッションへ進めるのです。人により、フォローアップが翌日の場合もあれば、5日後、1週間後、4週間後、もしくはフォローアップしなくてOK、なんて方もいらっしゃいます。

叔父のフォローアップセッションは3日後とでたので、最初のセッションから3日後にフォローアップセッションを行いました。

そして・・・

透析すらできない状況だった腎臓は回復の兆しを示し、なんと尿が出始め、毒素を排出し始めた叔父はむくみが取れ始めたのです。

ICUに入院してから約1週間後には、重度の心不全であった心臓は自分で拍動を始めました。透析もできないくらい弱っていた腎臓は回復し、透析すら必要がないくらい復活しました。心臓を動かす機械を外し、7本あった点滴も1つずつ減っていき・・・

10日後にはICUから一般病棟へ移動し、みるみる回復した叔父は、約2ヶ月のリハビリを経て、先日、11月末に無事退院しました(^-^)

 

「えーーーーーー!!危篤って言ってたのはなんだったのー!!!」

と親族みんなが驚きました。笑

 

主治医や看護士さんと話す機会があり、

「危篤危篤と言われてきましたが、こんな復活劇ってよくありますかぁぁぁ?」

とちょっとしらじらしく聞いてみたところ(笑)

 

「あんな危篤状態から復活された方、初めてみました」と看護師さん。

「三途の川でいったら10回は往復していますね」と主治医。

 

私のこころは「ニヤリ」ですよー!!

 

(ほらほら、それってボディートークの効果じゃないの〜???)とは声には出しませんでしたが。きっとボディートークの効果もあると思います。

 

 

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伊勢神宮 五十鈴川

 

「ボディートークをやったので、命が助かった」と言いたいのではありません。

ボディートークのセッションをやったとしても、ご本人の潜在的な意識によっては、肉体を脱ぎ捨て新たなステージに上がっていくこと(=肉体の死)を助長してしまうこともあるのです。

叔父の場合は、潜在意識で「まだ生きたい!死ねないぞ!」と思っていたのでしょうね。そんな叔父の潜在意識とボディートークでの心身のバランス、そしてもちろん西洋医学が共鳴し、今回の復活劇になったのだと思います(^-^)

 

だって、叔父!

ICUで1週間くらい麻酔で眠っていたのですが、麻酔を抜いて覚醒した時の開口一番、看護師さんの山田さんをみて

 

「山田さん!結婚しよう!!!!」

 

と叫んだらしいのです(^_^;)

 

彼の中で「結婚していない」ということがこころ残りで、三途の川を戻ってきたのかもしれませんね!叔父、復活後の婚活に期待します 笑

 

余談ですが、どなたかの生死に関わるなど、胸がぎゅーっと苦しくなる経験をされたことはありますか。もちろん、ボディートークのセッションを受ける!のも絶対的にお勧めしますが、「そんな余裕ないわよー!」なんて時は、これ、レスキューレメディをお勧めします。

私の母は急死したのですが、死の前触れもなかったので、それはそれはびっくりでショックでした。そんな時に親友であるくらしのたのしみ店主の友人が「とりあえずこれを飲んで!」と宅急便で送ってくれました。ざわざわしていた気持ちが「すーーー」っと引いていくのが分かるくらいの効果でした。それ以来、何かショックで胸がぎゅーっとなるときに飲用していいます(^-^)

本来であれば、ぎゅーっとなんて、なりたくないですけどね(^_^;)