タパスタパス!

お写経+YOGAの茶話会の様子。語ってます・・・語らせてください!(笑)

 

10月に入りました!みなさまいかがお過ごしですか(^-^) 今年もあと3ヶ月です。1年は本当に早いですね・・・(^_^;)

 

今年から、毎月開催させていただいている薬師寺さんでのお写経+YOGAも、年内あと2回になりました。(11月はスケジュールの関係でキャンセルです)

 

10/8(日) 9:30〜13:30   

12/3(日) 9:30〜13:30 

ご都合がつけばぜひいらしてください!

 

せっかく毎月やってるのだから、と忘備録的に毎回の様子を掲載しております(^-^)こちらからご覧いただけますので、よかったら覗いてみてください!

 

  

お抹茶・チャイ・お干菓子・毎回の変わるお楽しみ手作りおかし!をご用意しております。ヨガのあと、腹ごしらえしてお写経に臨めます(^-^)

 

今年の新しい試みとして、毎回お写経+YOGAの茶話会として、ヨーガのお話をさせていただいております。前回9/3の茶話会のお題は・・・

 

「タパス」

 

なんだか美味しそうな感じもしますが(^-^) サンスクリット語で「Tapas」といい、こうしたほうがよりよく過ごせるよ、というヨーガの教え「ニヤマ」のうちの一つの教えです。

 

私が日本で一番最初にシヴァナンダヨガを教えてもらったHIKARU先生。現在は、アンダーザライト(UTL)というヨガスタジオで教えていらっしゃいますが、6-7年くらい前までは、代々木の公民館で毎週シヴァナンダヨガのクラスを開催されていて、友人たちと毎週のように通って練習していました。

 

シヴァナンダヨガはおそらく、世界で一番大きなヨガの組織で、世界各国にアシュラムという宿泊型のヨガ研修施設やヨガセンターがあり、ヨガのインストラクター育成に留まらず、ヨガの思想をもって、世界のリーダーとなれるような人材の育成に力を入れています。

HIKARU先生は、スペインでシヴァナンダヨガの研修を取られたようで、スペインでの研修中にこの「タパス」の講義になったら・・・

スペインの受講生が「わーい!タパスタパス♪」となったそうなのです。スペイン語で「タパス」は、ワインに合うような「おつまみ」を表すそうなのです(^-^)

その一方、ヨガで使うサンスクリットでの「タパス」は、「燃やすこと・苦行・困難に立ち向かうこと」なんて訳されたりもします。おつまみ・・・とは全く違いますね(^_^;)

 

この話がとっても印象に残っていたので、お写経+YOGAでの茶話会でも、

 

『パスタ屋さんの「タパスタパス」じゃないですよ〜』

 

とお伝えしたら、これが逆に印象に残って、みなさん覚えて帰ってくださったようです(^-^)  

 

タパスとは、燃やす・熱で消費するという意味の「タプ」という語源からきています。
簡単にいうと、心、体、感覚を浄化するための自己訓練のことを示します。
人生において、「燃え尽きるほど努力すること」。それは、自己規律を続けている厳しさも含んでいて、どんなことにも、チャレンジし、前向きに考え、実行していくための建設的努力のことをタパスといいます。

 

じゃぁ、どんな風に、どんな努力すればいいの?と思いますね。

 

実践すべきタパスには3つの種類があります。

「へー、3つだけ実践すればいいのか」と思いますが・・・この3つ、なかなか手ごわいのです(^_^;)

 

1. 身体に関するタパスの実践  → 不殺生・貞節を守る・礼拝・清潔・率直・不殺生
2. 言葉に関するタパスの実践  → 言葉で他人を傷つけないように・悪口を言わない・真実を語る
3. 心に関するタパスの実践   → 喜びに面しても、悲しみに面しても心が平静で安定していること
平穏・親切・自己制御・純真であること

 

読まれてお気づきの方もいらっしゃると思いますが、仏教でいう「悪業(あくごう)」と同じアイディアです(^-^)仏教では、「身業」「口業」「意業」などといいますね。殺さない・盗まない・淫らではない。「口業」は、嘘偽り・でまかせ・悪口・二枚舌を使わないこと。「意業」欲しがる・怒り妬む・自分を特別と思わないこと。

 

話は少し飛びますが、仏教のこんな教えを法話という形でお寺で聞くことができます(^-^)私は毎月第4土曜日11:00〜13:00 に五反田薬師寺さんで行なわれている、「東京行基さんの会」に参加しています。無料です!お抹茶もいただけます(笑) ちなみに、次回は10/28(土)です。

薬師寺さんの元管主であり、現在は薬師寺の長老であり、喜光寺さんという奈良薬師寺さんの兄弟のようなお寺の住職でもあられ、さらにさらに!お写経+YOGAではお世話になっている山田さんのお父様にあたる山田法胤さんによる法話です。

 

もう時期は終わってしまいましたが、喜光寺さんは蓮の花でも有名です(^-^)

 

山田長老さまの法話、めちゃめちゃ面白いのです!

 

難しい仏教の教えを面白可笑しく、明快に説明してくださいます。いつも会場には、100人近くの老若男女が集まります(^-^) 

さらに特典があって、山田長老の法話の前に30分だけ、日本橋清洲クリニックの佐藤先生からの「免疫学」のお話が聞けるのです!無料です(笑) 

佐藤先生は、もちろん西洋医学のドクターでいらっしゃいますが、動物学や免疫学の観点も踏まえ、これからの「予防医療」に関して、私たちが本来持っている治癒力やからだの仕組み、病気が発生する仕組みをお話くださいます。ボディートークをやっている私にとっては、西洋医学のドクターから自然治癒力のお話を聞けると、

 

「ひゃっほ〜!!!そうそう!それー!!!」

「やっぱりそうよね!!!」

と同意をもらったようで、喜びが爆発します(^-^)

 

ということで、山田長老が「心の免疫」を、佐藤先生が「体の免疫」のお話をしてくださいます。とっても素敵な会なので、ぜひ一度お時間を作ってご参加ください!

 

あ、それと、この毎月第4土曜日の薬師寺さんでの「東京行基さんの会」だけの特典で、奈良喜光寺さんの「いろは写経」なるお写経もできます。こちらは2,000円のお納めが必要です。般若心経以外のお写経も新鮮です!よかったらぜひ(^-^)

 

昨年夏に訪問した喜光寺さんの「いろは写経」。ひらがながなかなか難しいのです・・・通常は、奈良の喜光寺に行かないとこのお写経はできませんが、毎月第4土曜日の「東京行基さんの会」の時だけ、東京の薬師寺さんでもお写経ができます!

 

ということで、仏教でも、ヨガの教えでも謳っている「タパス」。

人や物、動物植物、環境を傷つけず、噂や悪口を言わず、人にも自分にも正直であり、怒らず、妬まず、ひねくれず、どんな状況や環境でも心を安定して保てるように、燃えるような努力をし続けること。タパスの実践、とっても難しいです。でも!実践する努力をしていきたいですね。

 

・・・と自分にも言い聞かせています(^_^;)

 

スワミシヴァナンダ(1887年〜1963年)という現在のシヴァナンダヨガの大元になるヨガの教えを広めた聖者の言葉で、すごく端的に、私たちにヨーガのアドバイスをくださった言葉があります。ぜひご紹介させてください!

 

Serve, Love, Give, Purify, Meditate, Realize

奉仕しなさい、愛しなさい、与えなさい、自分を浄化しなさい、瞑想しなさい、そして悟りなさい

 

Be good,  Do good, Be Kind, Be compassionate 

よくありなさい、よい行いをしなさい、親切にしなさい、こころ優しくありなさい

 

Adapt , Adjust, Accommodate, 

順応し、適応し、適合しなさい

 

Bear insult, Bear injury, Highest Sadhana

侮辱に耐えなさい、中傷に耐えなさい、それが最高の修行です

 

Bear insult, Bear injury, Highest Yoga

侮辱に耐えなさい、中傷に耐えなさい、それが最高のヨーガ(の実践)です

 

と言っています。スワミシヴァナンダは、多忙な生涯の中で、200冊を超える本を書き、ヨーガの教えを現代の私たちへも伝えてくれています。聖者の言葉は簡潔で、響きますね(^-^)

と、こんなお話をお写経+YOGAでしております!

前回の「タパス」のお話、茶話会での資料も添付してみますので、もしご興味あれば、ご覧になってみてください!

ということで、ご興味あれば、お写経+YOGA、そして、薬師寺さんでの法話会などお出かけくださいませ( ´ ▽ ` )ノ

そうそう!10/9(月)は五反田薬師寺さんでの観月会です。野点でお抹茶もいただけます!私も参加予定です!みなさまもぜひ〜。