少し暑さが和らいだ8/8。 1ヶ月振りのお写経+YOGAでした(^-^)
隔月で年に6回薬師寺東京別院さんの特別スペースをお借りしてやらせて頂いている、お写経とヨガのイベントも、もう三年目になりました。
ここまで続けてこれたのも、いつもご参加くださるみなさまのおかげです。ありがとうございます!
ヨガの後は法話を聞きながらのお茶会。
今回のおやつは、夏っぽく?! ブルーベリークランブルクッキーを。レシピはいつものこちらから。
まいにち食べたいごはんのようなクッキーとビスケットの本 なかしましほさん。
そして、私個人のお写経歴も、思い返せば、4年になります。まだまだですが…でも、もう、4年も経つのね、と感慨深く思います。が、やはりまだまだ…だったのです。
4年目の今年。お写経の関する新たな事実が発覚!
私をはじめ、お写経+YOGA常連さままでもが、
『えーーーーー‼︎』
と声を張り上げてしまった驚愕の事実!
薬師寺さんの般若心経、実は裏面もあったのです‼︎
びっくりしました〜。
薬師寺さんでのお写経は、硯でちゃんと墨をすってから、毛筆で行います。お手本の上にこだわりの手漉き和紙を重ね、下に写る般若心経のお手本をなぞるかたちで行います。
お写経道場は墨も硯も、お写経のお手本も全て机の上にセットされていて、好きな席を選んで着席して始めるかたちなのです。そう、ここが落とし穴!笑
セットされているお写経のお手本をわざわざひっくり返してみよう・・・なんぞ、到底思わなかったのですよね(^_^;)
この事実は、こちら、薬師寺の管長さんのご子息山田さんが、前回のお写経+YOGAの際に、
「お時間のない方は、こちらの裏面をお写経なさっても結構です」
と、さらりとおっしゃり…
みんなで「えーーーーーー!!!」
となった次第です。
裏面は、薬師寺さん復興のため、国民のみなさんからのちょっとずつの寄付をいただきたい、というお気持ちからお写経活動を始められた前々代の薬師寺管長さん、高田好胤(こういん)さんによるものです。
難しい般若心経を、現代の私たちのために分かりやすく説明され、意訳されたお言葉です。
般若心経のこころ
とわられないこころ
かたよらないこころ
こだわらないこころ
ひろく ひろく もっとひろく
これが般若心経 空(くう)のこころなり
というものです。
どうですか?とっても分かりやすいですよね(^-^)
そして、声に出してみると、とても語呂がよく、つい口ずさみたくなります。
実は、こちらの般若心経B面(と勝手に名付けましたが)たくさんのお写経を重ねられている方でも、あえてこちらを好んでお写経される方も多いんだそうです。
般若心経の漢字270文字くらいをなぞるよりも、こちらの意訳されているほうが、どんなことを書いているのか理解しながらできる、という点ではいいですよね。
さらに、ちょっと今日は時間がないので・・・なんて時にもこちらのB面もいいかもしれません。(本来は、ゆとりをもってお写経に行きたいものですが!)
しかし!
この「かな」文字。意外と難しいのですよ〜。
もし、薬師寺さんでお写経されている方がいらっしゃいましたら、次回は趣を変えてB面もぜひチャレンジしてみてください。
そして、いま思うことは、
何事も、好奇心をもって、慣れ親しんだものからちょっと離れ、裏面を見てみること(笑)、いつもと違う道を通ってみる、いつもと違うことをする、なんていうのも新たな発見があっていいのかもしれない、とつくづく思いました。
次回のお写経+YOGAは、心地よい秋、10/31(土)です。ぜひ!